名刺を作ったけれど、「これって消耗品費?広告宣伝費?それとも雑費?」と仕訳に迷っていませんか?
名刺代は、科目の候補がいくつもあって迷いやすい支出です。この記事では、名刺作成費用の勘定科目の選び方と、そのまま帳簿に転記できる仕訳例を整理しました。
本記事はアフィリエイト広告を含みます。
- 名刺作成費用の基本の勘定科目
- 消耗品費・広告宣伝費・雑費の判断基準
- カード払い・個人カード払い・開業前の仕訳例
- 名刺代で見落としやすいポイント
ふだん仕事で渡す名刺の作成費用は、「消耗品費」で仕訳するのが一般的です。
名刺は配ると手元からなくなり、1回の注文も数千円程度におさまることが多いためです。
ただし、勘定科目に法律上の決まりはありません。使い方によっては「広告宣伝費」を選ぶこともできます。
迷ったときは、「その名刺を何のために配るか」で決めると整理しやすくなります。
| 勘定科目 | 向いているケース |
|---|---|
| 消耗品費 | 取引先やクライアントに渡す、ふだん使いの名刺 |
| 広告宣伝費 | 裏面にサービス内容や料金を載せ、イベントなどで宣伝用に配る名刺 |
| 雑費 | 基本的には使わない |
雑費は、どの科目にも当てはまらないまれな支出のための科目です。名刺代を入れてしまうと、あとで帳簿を見返したときに何の支出か分かりにくくなります。
大切なのは、毎回同じ科目で記帳することです。今年は消耗品費、来年は広告宣伝費…と変えると、経費の推移を比べにくくなります。
この記事では、わたしが普段使っている仕訳パターンを例にご紹介しています。ご自身の状況に合っているかどうかは、お近くの税務署もしくは税理士さんに相談してみてくださいね!
10月5日、ネット印刷で名刺100枚2,500円(送料込み・例)を事業用クレジットカードで支払い
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | 摘要 |
|---|---|---|---|---|
| 消耗品費 | 2,500円 | 未払金 | 2,500円 | 名刺印刷 100枚(送料込み) |
11月27日、上記のカード代金が事業用口座から引き落とし
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | 摘要 |
|---|---|---|---|---|
| 未払金 | 2,500円 | 普通預金 | 2,500円 | カード引落(名刺印刷代) |
開業前に、名刺2,500円(例)を個人のクレジットカードで支払い
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | 摘要 |
|---|---|---|---|---|
| 開業費 | 2,500円 | 事業主借 | 2,500円 | 開業準備 名刺印刷 個人カード払い |
送料は名刺代と分けず、同じ科目にまとめてOKです。開業前に作った名刺は「開業費」、個人のお金で払った場合は貸方を「事業主借」にします。
名刺のデザインをCanvaで自作した場合、Canvaの利用料は名刺代とは別に記帳します。
毎回同じ科目で記帳するなら、会計ソフトに一度ルールを登録しておくと迷わずに済みます。簿記の知識がなくても、質問に答えるだけで仕訳ができあがるのがfreee会計です。
- 経費になるのは事業で使う名刺だけです。ママ友に配るプライベート用の名刺などは対象外です。
- 名刺入れも経費にできますが、名刺代とは分けて記帳すると後から見返しやすくなります。
- 受け取った領収書やネット印刷の注文メールは、保存しておきましょう。
名刺をきっかけにお仕事が決まり、クラウドソーシング経由で報酬を受け取ったときの仕訳はこちらです。
企業との直接契約で、報酬から源泉徴収されていた場合はこちらを参考にしてください。
名刺作成費用は「消耗品費」で仕訳し、宣伝用に配る名刺なら「広告宣伝費」も選べます。
- 雑費は使わない
- 一度決めた科目は毎年使い続ける
- 開業前の名刺は「開業費」
会計ソフトの年会費も経費になります。仕訳はこちらでまとめています。
会計ソフトを使えば、手書きの帳簿よりも記帳がぐっと手軽になります。パソコンやスマホ、マイナンバーカードがあれば、家から出ずに確定申告まで進められます。
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