個人事業主になって「そろそろ会計ソフトを使った方がいいのかな…」と迷っていませんか?会計ソフトという名前は聞いたことがあっても、実際に何をしてくれるのかがわからないまま、手書きの記帳を続けている方も多いと思います。この記事では、会計ソフトとは何か、そして初めて使う方が知っておきたいポイントを整理しました。
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- 会計ソフトとは何か
- 会計ソフトを使うと何が変わるのか
- 会計ソフトを使う具体的な流れ
- 利用するときの注意点
会計ソフトとは、日々の取引を入力するだけで、仕訳や帳簿、確定申告に必要な書類まで自動的に作成してくれるツールのことです。手書きで一つひとつ仕訳を書き出す代わりに、画面の質問に答えたり金額を入力したりするだけで、複式簿記のルールに沿った記帳が進められます。
わたしは商業高校で簿記を勉強し、日商簿記2級を取得しました。ただ、当時学んでいたのは手書きの記帳だけで、会計ソフトの存在を知ったのは個人事業主になってからです。簿記の知識があっても、実務で会計ソフトに触れる機会がなければ、最初は戸惑うものだと思います。
手書きの記帳と会計ソフトでは、同じ複式簿記による記帳でも、日々の作業の負担が大きく変わります。
| 比較項目 | 手書きの記帳 | 会計ソフト |
|---|---|---|
| 仕訳の入力 | 自分で借方・貸方を判断 | 質問に答えるだけで自動提案 |
| 帳簿・書類の作成 | 手作業で集計 | 貸借対照表・損益計算書を自動作成 |
| 口座やカードの取引 | ひとつずつ手入力 | 連携して自動取込 |
| 青色申告特別控除 | 65万円の要件を満たすのが大変 | 複式簿記の要件を満たしやすい |
特に、青色申告特別控除65万円の要件のひとつである複式簿記での記帳を、簿記の知識がなくても進めやすくなる点は、会計ソフトを使う大きなメリットです。
会計ソフトを使った記帳は、おおまかに次のような流れで進みます。
銀行口座やクレジットカードを会計ソフトに登録すると、取引データが自動で取り込まれるようになります。
取り込まれた取引ひとつずつに、消耗品費や通信費といった勘定科目を選びます。初めての取引でも、ソフトが候補を提案してくれます。
選んだ勘定科目をもとに、借方・貸方の仕訳が自動的に記録されます。手書きのように、自分で貸借を判断する必要はありません。
入力したデータをもとに、貸借対照表や損益計算書、確定申告書が自動的に作成されます。
インボイス登録後の消費税の仕訳も、会計ソフトなら設定に沿って入力するだけで対応できます。
会計ソフトは記帳の負担を減らしてくれますが、勘定科目の選択が合っているかどうかは、最終的に自分で確認する必要があります。ソフトが提案する科目をそのまま使うだけでなく、内容に合っているかを確認する習慣をつけておくと安心です。また、多くの会計ソフトは年会費や月額料金がかかるため、無料期間を使って操作感を確かめておくとよいと思います。
会計ソフトとは、記帳から確定申告書類の作成までを自動化してくれるツールです。簿記の知識がなくても、複式簿記での記帳を進めやすくなるため、青色申告特別控除65万円を目指す方にも心強い存在です。まずは無料期間を使って、実際の操作感を試してみてください。
会計ソフトは種類が多く、どれを選べばいいか迷う方も多いと思います。簿記の知識に自信がない方には、質問に答えるだけで仕訳が自動的に提案されるソフトから試してみることをおすすめします。
簿記の知識がなくても、質問に沿って入力するだけで仕訳が自動的に提案されます。会計ソフトを初めて使う方でも扱いやすいソフトです。
もし簿記の知識があるなら、マネーフォワード クラウド会計の方が使いやすいかもしれません。仕訳の中身を確認しながら記帳できるので、日商簿記2級のわたしも、日々の記帳にマネーフォワードを愛用しています。
科目の判断に迷ったときは、税理士に相談する方法もあります。希望に合う税理士を無料で紹介してもらえます(相談自体は有料です)。
記帳する取引量が増えて入力作業そのものが負担になってきたら、記帳代行にアウトソーシングするという選択肢もあります。

