freeeやマネーフォワードなどの会計ソフト。年会費を払ったものの「これってどの勘定科目で仕訳するの?」と手が止まっていませんか?
この記事では、会計ソフトの年会費の勘定科目と、年払い・月払いそれぞれの仕訳例を整理しました。
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- 会計ソフトの年会費の勘定科目
- 年払いでも支払った年に全額経費にできる理由
- そのまま帳簿に転記できる具体的な仕訳例
- 無料期間・確定申告の時期に見落としやすいポイント
クラウド型の会計ソフトの年会費や月額料金は、「通信費」で仕訳するのが一般的です。
インターネットを通じて使うサービスの利用料と考えられるためです。
「支払手数料」を使う考え方もあり、税務上の決まりはありません。大切なのは、一度決めた科目を毎年同じように使い続けることです。
なお、パッケージ版(インストール型)を10万円未満で購入した場合は「消耗品費」で処理するのが一般的です。
経費は本来、サービスを使った期間に合わせて計上するのが原則です。10月に1年分を払うと、翌年1月から9月分は「まだ使っていない分」になります。
ただし、契約に基づいて継続的に受けるサービスで、支払日から1年以内の分であれば、支払った年に全額を経費にできます。これを「短期前払費用」といい、毎年同じ処理を続けることが条件です(所得税基本通達37-30の2)。
会計ソフトの年額プランは1年ごとの契約なので、一般的にこの取り扱いの対象になります。一方、サーバー代の3年契約のように1年を超える先払いは対象外で、「前払費用」として按分が必要です。
同じサブスク型のツール代の仕訳は、こちらも参考にしてください。
この記事では、わたしが普段使っている仕訳パターンを例にご紹介しています。ご自身の状況に合っているかどうかは、お近くの税務署もしくは税理士さんに相談してみてくださいね!
10月1日、会計ソフトの年額プラン12,000円(例)を事業用クレジットカードで支払い
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | 摘要 |
|---|---|---|---|---|
| 通信費 | 12,000円 | 未払金 | 12,000円 | 会計ソフト年額利用料(2026年10月から2027年9月) |
11月27日、上記のカード代金が事業用口座から引き落とし
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | 摘要 |
|---|---|---|---|---|
| 未払金 | 12,000円 | 普通預金 | 12,000円 | カード引落(会計ソフト年額利用料) |
月額プラン1,200円(例)を個人のクレジットカードで支払い
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 | 摘要 |
|---|---|---|---|---|
| 通信費 | 1,200円 | 事業主借 | 1,200円 | 会計ソフト月額利用料(10月分)個人カード払い |
プライベート用のカードで払った場合は、貸方を「事業主借」にします。
毎年同じ日に更新される年会費は、会計ソフトの自動登録ルールに一度設定しておくと、翌年からは確認するだけで記帳が終わります。簿記の知識がなくても、質問に答えるだけで仕訳ができあがるのがfreee会計です。
- 無料お試し期間中は支払いがないため、仕訳は不要です。課金が始まった日に記帳します。
- 確定申告のために使うソフト代でも、経費になるのは支払った年です。たとえば2027年2月に払った年会費は、2026年分ではなく2027年分の経費になります。
- クレジットカードのポイントを使って支払った場合は、処理が少し変わります。
また、簿記を学ぶために買った本や有料noteは、ソフト代とは別の科目で処理します。
会計ソフトの年会費は「通信費」で仕訳し、1年以内の年払いなら支払った年に全額を経費にできます。
科目は毎年そろえること、無料期間中は仕訳不要なことも、あわせてチェックしておきましょう。
会計ソフトは、それ自体が経費になる道具です。手書きの帳簿に比べて記帳がぐっと手軽になり、パソコンやスマホから確定申告まで進められます。
簿記の知識がなくても、質問に答えるだけで仕訳ができあがるのがfreee会計。まずは無料で始めてみると、記帳のハードルがぐっと下がりますよ。
もし簿記の知識があるなら、マネーフォワード クラウド会計の方がおすすめです。仕訳の中身がきちんと見えるので、日商簿記2級のわたしは今もこちらを愛用しています。
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記帳そのものを丸ごと外注したい場合は、記帳代行サービスを利用する方法もあります。

