還付金はできるだけ早く受け取りたいけれど、確定申告会場に行く時間はなかなか取れない。子育てをしながら在宅で働いていると、そんなふうに感じることはありませんか。
実は、確定申告はマイナンバーカードとスマホがあれば、自宅から完結させることができます。この記事では、スマホでのe-Taxのやり方を手順ごとに整理しました。
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- スマホでe-Taxができるのか、必要なもの
- スマホでのe-Tax申告の具体的な手順
- 申告する前に準備しておきたいこと
- スマホ申告で気をつけたい注意点
確定申告は、マイナンバーカードとスマホがあれば、国税庁の「確定申告書等作成コーナー」から自宅で完結させることができます。カードリーダーを別途用意する必要はありません。
以前は「ID・パスワード方式」を使えばマイナンバーカードなしでも申告できましたが、2025年9月末でこの方式の新規発行は終了しています。これからe-Taxを始める方は、マイナンバーカードを使う方式が基本になります。
- マイナンバーカード(署名用電子証明書が搭載されているもの)
- マイナンバーカードの読み取りに対応したスマホ(iPhoneは7以降、Androidは大半の機種が対応)
- 利用者証明用電子証明書のパスワード(数字4桁)
- 署名用電子証明書のパスワード(英数字6~16桁)
青色申告で65万円の特別控除を受けたい方にとっても、e-Taxでの提出は要件の一つになっているので、申告の流れを押さえておくと安心です。
ここからは、国税庁の確定申告書等作成コーナーを使って、スマホから申告書を送信するまでの流れを整理します。
スマホのブラウザから国税庁の確定申告書等作成コーナーを開き、作成する申告書の種類(所得税など)を選びます。
利用者証明用電子証明書のパスワード(4桁)を入力し、画面の指示に従ってスマホでマイナンバーカードを読み取ります。
源泉徴収票の内容などを画面の案内に沿って入力していきます。マイナポータルと連携していれば、ふるさと納税や医療費、生命保険料などの控除証明書データを自動で取り込める場合もあります。
入力が終わると、還付される(または納める)税額が表示されます。金額に間違いがないか、この段階でしっかり確認しておきましょう。
署名用電子証明書のパスワード(6~16桁)を入力し、再度マイナンバーカードを読み取ると、電子署名が完了して申告書が送信されます。
送信後に表示される「受付結果」の画面で、受付番号と受付日時を確認できます。念のため、画面をスクリーンショットで保存しておくと安心です。
入力の途中で、国民健康保険料の控除欄の書き方に迷う方も多いです。該当する方は、あわせて確認しておいてください。
わたしは日々の記帳をマネーフォワード クラウドで行っていて、確定申告もスマホで毎年提出しています。カードリーダーを用意しなくていいので、この方法に変えてからかなり楽になりました。
ただし、マネーフォワード クラウドを使っている場合は、国税庁の確定申告書等作成コーナーではなく、スマホにマネーフォワード クラウドのアプリ版をインストールして、そのアプリから提出する必要があります。利用している会計ソフトによって提出の入り口が変わる点は、覚えておくとスムーズです。
- マイナンバーカードの読み取りに対応したスマホ機種か、事前に確認しておく
- 利用者証明用・署名用の2つのパスワードを、事前に用意しておく(忘れている場合は市区町村窓口での再設定が必要)
- 通信環境が不安定だとカードの読み取りに失敗しやすいため、安定したWi-Fi環境で行う
- 送信後は、受付結果(受付番号)を必ず保存しておく
そもそも確定申告の全体的な流れから確認しておきたい方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。
申告のついでに、節税につながる制度もチェックしておくと、来年以降の負担を減らせます。
スマホでの提出そのものはシンプルですが、日々の記帳から数字を整理しておかないと、申告直前に慌ただしくなりがちです。freee会計なら、質問に答えていくだけで勘定科目が自動的に判定されるため、簿記の知識がなくても記帳を始めやすいです。
わたしは日商簿記2級を持っているので、仕訳の中身がしっかり見えるマネーフォワード クラウド会計の方を使っています。半月に1度まとめて入力するようにしていて、スマホアプリからそのままe-Tax提出まで完結できるので重宝しています。簿記の基礎知識があるなら、マネフォの方が使いやすく感じるかもしれません。
- 確定申告は、マイナンバーカードとスマホがあれば自宅から完結できる
- ID・パスワード方式は新規発行が終了しているため、マイナンバーカード方式が基本
- 2つのパスワードと対応スマホの事前確認が、スムーズに進めるカギ
- 会計ソフトを使っている場合は、そのアプリから提出が必要なこともある
- 送信後は受付結果(受付番号)を忘れずに保存しておく
簿記の知識がある方は、マネーフォワード クラウド会計もおすすめです。
取引の数が増えて記帳が負担に感じてきたら、税理士に相談したり、記帳代行を利用したりするのも選択肢の一つです。


