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個人事業主の開業届の書き方|提出先や期限なども解説

個人事業主の開業届の書き方|提出先や期限なども解説 経理・確定申告

「開業届って、結局どこに何を書けばいいの…?」

在宅ワークを始めようと決めたはいいものの、開業届の存在を知って手が止まる方は多いはず。難しそうな書類を前に、提出先や期限がわからず不安になりますよね。

この記事では、簿記の知識がゼロの状態からでも迷わず開業届を出せるように、書き方の手順・提出先・期限を実体験ベースでやさしく解説します。

※本記事はアフィリエイト広告を含みます

─ この記事でわかること ─
  • 開業届の9つの記入項目、それぞれに何を書けばいいか
  • 「納税地」「屋号」「開業日」など迷いやすい項目の書き方
  • 開業届の提出先・提出期限・提出方法(e-Taxを含む)
  • 開業届を出す前に検討しておきたい2つのこと
  • わたしが実際につまずいたポイント(体験談)
開業届はクラウドサービスを使えばネットで完結できる

結論からお伝えすると、開業届は「freee開業」のような無料のクラウドサービスを使えば、専門知識がなくても書類を作成できます。

画面の質問に答えていくだけで必要事項が自動で入力され、あとは印刷して提出する(もしくはそのままe-Taxで送信する)だけ。手書きで書類の意味を一つひとつ調べながら埋めていくよりも、圧倒的に負担が少ない方法です。

◆ ポイント

開業届は税務署の窓口だけでなく、郵送・e-Taxでも提出できます。パソコンとマイナンバーカードがあれば、税務署に行かずに自宅で完結させることも可能です。

そもそも開業届が必要な理由

開業届(正式名称:個人事業の開業・廃業等届出書)は、「事業を始めました」ということを税務署に知らせるための書類です。

提出は義務とされていますが、出さなかったからといって罰則があるわけではありません。それでも提出をおすすめする一番の理由は、青色申告ができるようになるから。青色申告に切り替えると、最大65万円の特別控除が受けられるなど、税制面でのメリットが大きくなります。

開業届の記入項目と書き方一覧【9項目】

開業届(個人事業の開業・廃業等届出書)には、記入する欄が9つあります。それぞれ何を書けばいいのか、在宅ワーカーが迷いやすいポイントとあわせて一覧にしました。

記入項目書く内容記入のポイント
①提出先・提出日納税地を管轄する税務署名/提出する日付管轄税務署は国税庁サイトで検索可能。提出日は開業日と同じでなくてOK
②納税地自宅の住所(「住所地」に○)自宅で仕事をする場合は、事務所を借りていても自宅住所が原則
③氏名・生年月日・個人番号戸籍上の氏名(フリガナ含む)・生年月日・マイナンバーマイナンバーカードを手元に用意してから記入すると迷わない
④職業事業の内容を一言で(例:Webライター、デザイナーなど)「フリーランス」だけでなく、具体的な職種名で書くのが基本
⑤屋号屋号があれば記入(例:nao writing office)任意項目。空欄でも提出できるが、決めておくと請求書や口座名義に使える
⑥届出の区分「開業」に○新規開業の場合、それ以外の欄は無記入でOK
⑦所得の種類「事業所得」に○在宅ワークの多くはこちら。不動産所得・山林所得がある場合のみ別途○
⑧開業・廃業等日実際に事業を始めた日提出日から遡って1ヶ月以内が目安。青色申告の期限もこの日が基準になる
⑨開業に伴う届出書の提出の有無青色申告承認申請書を出す場合は「有」に○開業届と同時に提出しておくと、後から慌てずに済む
◆ 「事業の概要」欄・「給与等の支払いの状況」欄について

上の9項目のほかに「事業の概要」欄もあります。ここには「Webサイト記事の執筆および構成案作成」のように、具体的な業務内容を書きましょう。抽象的な表現より、あとで経費を説明しやすい書き方がおすすめです。「給与等の支払いの状況」欄は、従業員を雇わない一人での開業なら記入不要です。

開業届を出すまでの流れ4ステップ【体験談つき】

記入項目がわかったところで、実際にわたしが開業届を作成〜提出したときの流れを、4つのステップで紹介します。

1
記入項目を確認しておく

上の早見表で、9つの項目に何を書くかざっくりイメージしておきます。特に「開業日」と「屋号」は事前に決めておくとスムーズです。

2
freee開業で書類を無料作成する

わたしはネットで完結させたかったので、freee開業を使って書類を作成しました。質問に答えていくだけで開業届と(必要であれば)青色申告承認申請書が同時に完成するので、書き方を1つずつ調べる手間がありませんでした。

3
e-Taxでの提出にトライ

作成した書類は、そのままe-Taxで電子提出できます。マイナンバーカードとICカードリーダー(またはマイナポータル連携アプリ)があれば、税務署に行かずに提出が完了する予定でした…が。

4
まさかのメンテナンス中。結局、窓口へ

いざ提出しようとしたら、e-Taxがまさかのメンテナンス中。開業日が決まっていて待ちきれなかったわたしは、結局印刷した書類を持って税務署の窓口へ提出しに行きました(笑)。窓口はその場で控えに収受印を押してもらえるので、ある意味安心感はありました。

開業届の提出先・期限・提出方法

提出先は、自分の住所地を管轄する税務署です。提出方法は主に3つあり、それぞれ特徴が異なります。

提出方法特徴向いている人
税務署の窓口へ持参その場で収受印つきの控えがもらえる。わからないことをその場で聞ける直接確認しながら進めたい人
郵送自宅から提出可能。控えを返してもらうには返信用封筒(切手つき)の同封が必要近くに税務署がない・時間が取れない人
e-Tax(電子申告)24時間いつでも提出でき、紙の控えの代わりに受信通知データが発行されるマイナンバーカード・対応環境がある人
◆ 提出期限

開業届は、事業を開始した日から1ヶ月以内に提出するのが原則です。青色申告承認申請書もあわせて出す場合は、開業日から2ヶ月以内(1月1日〜15日開業の場合はその年の3月15日まで)という期限があるので、開業届と同時に提出しておくと安心です。

開業届を出す前に検討しておきたい2つのこと

開業届はいつでも書き直せるものではないからこそ、提出前に決めておきたいことが2つあります。

検討ポイント 01
課税事業者(インボイス)として届け出るか

インボイス制度に登録するかどうかで、届出のタイミングや手続きが変わってきます。取引先に事業者が多い方は、開業届と合わせて検討しておくとスムーズです。

検討ポイント 02
白色申告・青色申告、どちらにするか

青色申告は最大65万円の特別控除など税制面のメリットが大きい一方、複式簿記での記帳が必要になります。「まずは簡単に始めたい」なら白色申告からでも問題ありませんが、青色申告を選ぶ場合は前述の申請書の提出期限を忘れないようにしましょう。

まとめ:開業届はネットで完結。まずは無料作成から
◆ この記事のまとめ
  • 開業届はクラウドサービスを使えば、専門知識がなくても作成できる
  • 提出は開業日から1ヶ月以内。青色申告承認申請書も同時提出がおすすめ
  • 提出方法は「窓口・郵送・e-Tax」の3つ。e-Taxはメンテナンスで使えないこともあるので余裕を持って準備を
  • 提出前に「インボイス登録の有無」「白色・青色申告どちらにするか」を検討しておく
  • 迷ったときは、お近くの税務署や税理士さんに相談するのが確実
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※この記事では、わたしが実際に開業届を作成したときの体験をもとにご紹介しています。ご自身の状況に合っているか不安な場合は、お近くの税務署もしくは税理士さんに相談してみてくださいね!
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