PR

ライターへの報酬支払い時の仕訳と源泉徴収|執筆外注時

ライターへの報酬支払い時の仕訳と源泉徴収|執筆外注時 仕訳
案件が増えてきて、記事の一部を他のライターさんに外注することになった。うれしい悩みではあるものの「報酬を払ったとき、これってどう仕訳すればいいんだろう?」「源泉徴収って、自分にも関係あるの?」と悩んでいませんか?この記事では、Webライターが執筆を外注したときにつかう勘定科目と、具体的な仕訳例を整理しました。

本記事はアフィリエイト広告を含みます

― この記事でわかること ―
  • 外注費として計上できる勘定科目の考え方
  • 原稿料の源泉徴収が必要になるケース・不要なケース
  • 報酬を支払ったときの具体的な仕訳例
  • 外注先に依頼するときに確認しておきたい注意点
外部のライターに執筆を依頼した費用は「外注費」

受注した案件の一部を、他のライターさんに執筆してもらい、その対価を支払う場合、この費用は「外注費」という勘定科目で処理します。雇用契約ではなく、業務ごとの請負契約として依頼している場合は、給与ではなく外注費として経費に計上できます。

ただし、実態として「時間や場所を指定して働いてもらっている」「毎日決まった時間に業務をお願いしている」など、雇用に近い働き方をしてもらっている場合は、税務署から給与とみなされることがあります。外注費として処理するなら、成果物に対して報酬を支払う請負契約の形にしておくことが大切です。

外注先への報酬に源泉徴収は必要?

原稿料やデザイン料など、所得税法で定められた特定の報酬を個人に支払う場合、原則として源泉徴収が必要です。ただし、支払う側であるあなた自身が、従業員を一人も雇用していない個人事業主であれば、源泉徴収は免除されます。

1
誰も雇用していない個人事業主が外注する場合
源泉徴収義務者にあたらないため、源泉徴収は不要です。報酬全額を外注費として支払えます。
2
従業員(アルバイト・青色事業専従者を含む)を雇用している場合
源泉徴収義務者に該当するため、原稿料等の報酬から所得税を源泉徴収したうえで支払う必要があります。
ポイント
源泉徴収税率は、1回の支払金額が100万円以下の部分は10.21%です。100万円を超える部分は20.42%になります。
外注費を支払ったときの仕訳例

この記事では、わたしが普段使っている仕訳パターンを例にご紹介しています。ご自身の状況に合っているかどうかは、お近くの税務署もしくは税理士さんに相談してみてくださいね。

源泉徴収が不要なケース

誰も雇用していない個人事業主として、外部のライターに記事執筆を依頼し、報酬30,000円を普通預金から振り込んだ場合の仕訳です。

借方金額貸方金額摘要
外注費30,000円普通預金30,000円○○様 記事執筆費(○月分)
源泉徴収が必要なケース

従業員を雇用しており源泉徴収義務者に該当する場合、報酬50,000円(税抜)を支払うときは、10.21%にあたる5,105円を源泉徴収して差し引きます。差し引いた分は「預り金」として処理し、原則翌月10日までに納付します。

借方金額貸方金額摘要
外注費50,000円普通預金
預り金
44,895円
5,105円
○○様 記事執筆費(源泉税差引)
預り金5,105円普通預金5,105円○月分 源泉所得税 納付
注意
インボイス制度への対応も忘れずに確認しておきましょう。あなたが課税事業者の場合、外注先が適格請求書発行事業者かどうかで、仕入税額控除の扱いが変わります。依頼する前に、請求書のフォーマットや登録番号の有無を確認しておくと安心です。
freee会計
外注費の入力や源泉徴収の計算も、質問に答えるだけで自動化できます。案件が増えて記帳の項目が複雑になってきたときも、迷わず処理できるのが心強いところです。
もし簿記の知識があるなら、マネーフォワード クラウド会計の方が仕訳の中身を見ながら記帳できておすすめです。日商簿記2級のわたしは、今もマネーフォワードを愛用しています。
会計自動化ソフトを今すぐ体験|マネーフォワード クラウド会計
外注先に依頼するときに気をつけたい注意点
請負契約であることを明確にしておく
時間や場所を指定して業務を依頼すると、雇用契約とみなされるリスクがあります。成果物・納期・報酬額を明記した発注書やメッセージを残しておきましょう。
支払調書の作成が必要になる場合がある
源泉徴収の対象となる報酬を支払った場合、年間の支払金額によっては「支払調書」の作成・提出が必要になることがあります。該当するかどうか、事前に確認しておくと安心です。
まとめ

外部のライターに執筆を外注した費用は「外注費」として計上できます。源泉徴収が必要かどうかは、あなた自身が従業員(青色事業専従者を含む)を雇用しているかどうかで決まります。報酬を支払うときは、源泉徴収の要否を確認したうえで、正しく仕訳しておきましょう。

外注費が増えてきたら、記帳の仕組みも見直しどき

外注先が増えると、仕訳の項目や源泉徴収の管理も複雑になっていきます。会計ソフトを使えば、外注費の入力や源泉徴収の計算もまとめて自動化できます。

まずは無料で始めてみる(freee会計)
会計自動化ソフトを体験する(マネーフォワード)
外注費が給与とみなされないか不安なときや、支払調書の要否など判断に迷う場面では、税理士に相談するのも一つの方法です。
税理士紹介サービスを見てみる


外注先とのやり取りや記帳作業そのものが負担になってきたら、記帳代行という選択肢もあります。
記帳代行お助けマンを見てみる
タイトルとURLをコピーしました