「確定申告、そろそろやらなきゃいけないのはわかっているけれど、何から手をつければいいかわからない」
「青色と白色、結局どっちを選べばいいの」
Webライターとして活動を始めると、多くの人がこの問題に頭を悩ませます。
今回は、実際にわたし自身が経験した確定申告の流れをもとに、初めての方でも迷わず進められる「やり方」を、順を追って解説します。
- ✅ 青色申告と白色申告の違い
- ✅ 申告前に揃えておきたい必要書類
- ✅ 確定申告の具体的な流れ(ステップ)
- ✅ 経費計上・申告でつまずきやすい注意点
確定申告は、一つひとつの手順さえ順番に押さえれば、決して難しいものではありません。
必要なのは、特別な知識ではなく、「何を、いつまでに、どう準備するか」という段取りです。
逆に言えば、段取りを知らないまま直前になって慌てると、書類集めだけで貴重な作業時間を奪われてしまいます。
まずは全体の流れを頭に入れることから始めましょう。
確定申告には、青色申告承認申請書の提出期限や、申告書そのものの提出期限など、いくつもの「締め切り」が存在します。
期限を過ぎてしまうと、本来受けられたはずの控除が受けられなかったり、無申告のペナルティが発生したりすることもあります。
また、日々の経費や収入をこまめに記録していないと、申告直前になって領収書の山と向き合う羽目になり、時間と気力を大きく消耗してしまいます。
だからこそ、年の初めから「いつ、何をするか」を把握しておくことが、結果的に一番の近道になるのです。
逆算して考えると、確定申告は3月にいきなり始まる作業ではなく、1年を通じたコツコツの積み重ねだと捉えるほうが、気持ちのうえでもぐっと楽になります。
ここからは、実際にわたしが毎年たどっている確定申告の流れを、5つのステップで紹介します。
まず最初に決めるのが、青色申告と白色申告のどちらで進めるかです。
白色申告は事前の届出が不要で手軽な反面、控除額は少なめ。
青色申告は事前に届出が必要で複式簿記の知識も求められますが、最大65万円の特別控除が受けられます。
本格的に収入を増やしていきたいなら、早めに青色申告への切り替えを検討する価値があります。
本人確認書類、マイナンバーがわかるもの、クライアントから受け取った支払調書や取引明細、経費の領収書やレシートなどをまとめておきます。
青色申告の場合は、事前に提出した「青色申告承認申請書」の控えも確認しておくと安心です。
1年分の収入と経費を、帳簿にまとめていきます。
クラウド会計ソフトを使えば、銀行口座やクレジットカードの明細を自動で取り込めるので、手作業での入力はぐっと減らせます。
経費として計上できるものを漏れなく拾えるかどうかで、納める税額は大きく変わってきます。
集計した数字をもとに、確定申告書を作成します。
国税庁の「確定申告書等作成コーナー」や会計ソフトを使えば、金額を入力していくだけで自動計算してくれるので安心です。
青色申告の場合は、あわせて青色申告決算書の作成も必要になります。
作成した申告書は、e-Taxでのオンライン提出、または税務署への持参・郵送で提出します。
e-Taxなら自宅から24時間提出でき、青色申告特別控除の要件を満たしやすいというメリットもあります。
申告後は、期限内に納税まで済ませて、その年の手続きは完了です。
事前の届出が必要
複式簿記での記帳
最大65万円の特別控除
赤字の繰り越しも可能
届出なしで始められる
単式簿記でシンプル
控除額は少なめ
まずは手軽に始めたい人向け
Webライターの経費というと「パソコン代」くらいしか思い浮かばない、という方も多いのですが、実はもっと幅広く計上できます。
通信費、書籍代、勉強のためのセミナー参加費なども、業務との関連性が説明できれば経費として認められる可能性があります。
自宅で作業している場合は、家賃や電気代の一部を「家事按分」として経費に含められることもあります。
「これは経費になるのかな」と迷ったときほど、こまめにメモを残しておくと、あとから慌てずに済みます。
商業高校に通っていたときに日商簿記2級を取得していたので、仕訳の知識そのものはありました。
ただ、事務の実務経験はゼロ。
いざ個人事業主になってみると、会計ソフトの使い方がまったくわからず、記帳の仕方そのものでつまずいてしまいました。
そこで頼ったのが、税務署の電話相談です。
日々の仕訳のつけ方から、初めての確定申告の進め方まで、わからないところを一つずつ電話で確認しながら進めていきました。
仕訳は毎日ではなく、半月に一度まとめて記帳するスタイルで続けています。
知識があっても、実務は別物。
「わからなければ聞けばいい」と割り切れたことが、最初のハードルを越える一番の近道でした。
青色申告に切り替えたい場合、「青色申告承認申請書」には提出期限があります。
原則、その年の3月15日まで(新規開業の場合は開業日から2ヶ月以内)に提出しないと、その年は青色申告の対象になりません。
また、経費とプライベートの支出が混ざった費用(自宅家賃や通信費など)は、按分計算が必要になる点にも注意しましょう。
帳簿や領収書は、青色申告の場合は原則7年間の保存義務があるため、なくさないようファイルやクラウド上でまとめて管理しておくと安心です。
インボイス制度への対応状況によっても、取引先とのやり取りや請求書の書き方が変わってくるため、あわせて確認しておきましょう。
はじめのうちは、こうした細かなルールをすべて完璧に把握するのは難しいものです。
わからないことがあれば、税務署の相談窓口や、会計ソフトのサポート窓口を頼るのも一つの方法です。
- ✅ 確定申告は流れさえ掴めば、決して難しくない
- ✅ 青色申告は事前の届出と複式簿記が必要な分、控除が大きい
- ✅ 日々の記帳を習慣にすれば、申告時期の負担は大きく減らせる
- ✅ 期限・按分・保存義務など、細かなルールにも注意を
確定申告は、一度流れを経験してしまえば、翌年からはぐっと気持ちが楽になります。
まずは今年、自分に合った申告方法を選ぶところから始めてみてください。
日々の記帳を積み重ねる習慣も、Webライターとして長く活動していくうえで欠かせない土台になります。
はい、必要になるケースがほとんどです。
副業の所得(収入から経費を引いた金額)が年間20万円を超える場合は、原則として確定申告が必要になります。
「副業だから大丈夫」と思い込んでしまう方も多いのですが、住民税の申告は所得額にかかわらず必要になる場合もあるため、あわせて確認しておくと安心です。
収入が安定してきたタイミングで切り替えを検討するのがおすすめです。
青色申告承認申請書の提出には期限があるため、「切り替えたい」と思ったら、なるべく早めに手続きを済ませておくのがポイントです。
控除額の大きさを考えると、収入が増えるほど青色申告のメリットも大きくなっていきます。
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収入が安定してくると、次に気になるのが確定申告や税金の知識。
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