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- クレジットカード払いの経費は「利用日」に仕訳するのが原則
- 未払金を使った仕訳の具体例(利用日・引き落とし日)
- プライベート用カードを使った場合の仕訳の違い
- 支払いが年をまたぐときの注意点
事業用のクレジットカードで経費を支払った場合、実際に口座からお金が引き落とされる日ではなく、カードを利用した日(購入した日)に仕訳をするのが原則です。このとき使う勘定科目が「未払金」です。
引き落とし日はあくまで「未払金を精算する日」であって、経費が発生した日ではありません。まずはこの順番を押さえておくと、迷いにくくなります。
簿記の記帳は、原則として「発生主義」という考え方にもとづいて行います。発生主義とは、実際にお金が動いたタイミングではなく、取引そのものが発生したタイミングで記録するという考え方です。
クレジットカードで経費を支払った場合、「取引が発生した日」は口座からお金が引き落とされた日ではなく、カードを利用して商品やサービスを購入した日です。そのため、経費の仕訳も利用日を基準に行います。
クレジットカードの明細は、支払いのたびに慌てて仕訳をする必要はありません。わたしは次のような流れでまとめて処理しています。
半月に1度、利用明細をまとめて確認
わたしは半月に1度、まとめて記帳する方法をとっています。クレジットカードの利用明細も、このタイミングで利用日ベースにまとめてチェックしています。毎回こまめに入力するより、作業量をまとめたほうが「記帳しなきゃ…」という気の重さを減らせるので、この方法に落ち着きました。
利用日の日付で「未払金」を計上
購入した商品やサービスに応じた勘定科目(消耗品費など)を借方に、未払金を貸方に記帳します。
引き落とし日に「未払金」を精算
実際に口座から引き落とされた日付で、未払金を借方に、普通預金を貸方に記帳して精算します。
仕訳例(事業用クレジットカードで消耗品8,000円を6月10日に購入し、7月27日に引き落とされた場合)
| 日付 | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 | 摘要 |
|---|---|---|---|---|---|
| 6/10 | 消耗品費 | 8,000円 | 未払金 | 8,000円 | クレジットカード利用分(事務用品購入) |
| 日付 | 借方科目 | 借方金額 | 貸方科目 | 貸方金額 | 摘要 |
|---|---|---|---|---|---|
| 7/27 | 未払金 | 8,000円 | 普通預金 | 8,000円 | クレジットカード利用料引き落とし(6/10消耗品費分) |
「借方」「貸方」という言葉自体に馴染みがないと、ここまでの説明もイメージしづらいかもしれません。そんな方は、先に基礎を押さえておくと理解がぐっとスムーズになります。
事業用ではなく、プライベート用のクレジットカードで経費を立て替えた場合は、貸方を「事業主借」として、決済日の仕訳だけで完結します。個人の口座から引き落とされるため、引き落とし日にあらためて仕訳をする必要はありません。
また、事業用カードで貯まったポイントを支払いに充当した場合は、ポイントを使った時点での仕訳が必要になります。あわせて確認しておくと安心です。
- クレジットカードで支払った経費は、利用日に「未払金」で仕訳するのが原則
- 引き落とし日には、未払金を精算する仕訳をあわせて行う
- プライベート用カードを使った場合は、事業主借を使い決済日の仕訳だけでよい
- 支払いが年をまたぐ場合も、利用日を基準に経費計上する
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クレジットカードのように利用日と引き落とし日がズレる取引は、手入力だと管理が煩雑になりがちです。freee会計なら、カード明細を取り込んで質問に答えるだけで、未払金の仕訳も自動的に判定してくれます。簿記の知識に自信がなくても迷わず記帳できるので、まずはここから試してみるのがおすすめです。
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