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【Webライター向け】取材に伴う宿泊費を支払ったときの仕訳

Webライターが取材で出張し、宿泊費が発生したときの仕訳 Webライター

取材先に朝から伺うため、前の晩にホテルに泊まった。

交通費の仕訳はわかるけれど、宿泊費はどう処理するの?自宅の家賃みたいに按分が必要?と悩んでいませんか?

この記事では、取材の宿泊費の勘定科目と、家事按分がいらない「事業専用支出」の考え方、そのまま帳簿に転記できる仕訳例を整理しました。

本記事はアフィリエイト広告を含みます。

この記事でわかること

  • 取材の宿泊費の勘定科目
  • 家事按分が不要な「事業専用支出」の考え方
  • 前泊・観光の延泊・パック旅行の仕訳例
  • 宿泊税や食事代など見落としやすいポイント
取材のための宿泊費は「旅費交通費」で全額経費にできる

取材のためだけに泊まったホテル代は、家事按分をせず、全額を「旅費交通費」で仕訳できます。

ポイントは、その支出が「仕事のためだけ」なのか「仕事と私用が混ざっている」のかです。

事業専用支出家事関連費
中身仕事のためだけの支出仕事と私用が混ざった支出
宿泊の例取材のための前泊・後泊取材後に観光で延泊、家族と同室
経費にできる額全額仕事の部分だけ
取材の宿泊費に家事按分がいらない理由

家事按分は、仕事と生活の両方にかかわる「家事関連費」のための考え方です。

家事関連費は、仕事に必要な部分を明らかに区分できる場合に、その部分だけを経費にできます(所得税法施行令96条)。自宅の家賃や通信費が按分されるのは、このためです。

一方、取材のためのホテル代は、そもそも生活の要素が入っていません。最初から全額が仕事のための支出なので、按分する必要がないのです。

POINT:延泊分は「按分」ではなく「区分」する

取材の翌日に観光でもう1泊した場合、2泊分を50%ずつ按分するのではありません。取材に必要な1泊分だけを経費にし、観光の1泊分は最初から帳簿に入れない、と考えるとスッキリします。

取材で宿泊したときの具体的な仕訳例

この記事では、わたしが普段使っている仕訳パターンを例にご紹介しています。ご自身の状況に合っているかどうかは、お近くの税務署もしくは税理士さんに相談してみてくださいね!

仕訳例 01

取材の前泊でホテル代9,800円と宿泊税200円(例)を事業用クレジットカードで支払い

借方金額貸方金額摘要
旅費交通費9,800円未払金10,000円○○ホテル 前泊(○○社取材)
租税公課200円○○ホテル 宿泊税

領収書に宿泊税が分けて書かれていないときは、合計額をまとめて旅費交通費にしてかまいません。

仕訳例 02

取材日の前泊1泊+観光の延泊1泊(各8,000円)を個人のクレジットカードで支払い

借方金額貸方金額摘要
旅費交通費8,000円事業主借8,000円○○旅館 前泊(○○社取材)2泊のうち1泊分

観光の1泊分は記帳しません。摘要に「2泊のうち1泊分」と残しておくと、あとで見返したときに説明しやすくなります。

仕訳例 03

取材のため、往復新幹線+ホテル1泊のパック28,000円(例)を個人のクレジットカードで支払い

借方金額貸方金額摘要
旅費交通費28,000円事業主借28,000円新幹線+宿泊パック(○○社取材 ○月○日)

交通費と宿泊費は同じ旅費交通費なので、パック料金は分けずにそのまま記帳できます。

取材先への手土産や謝礼は、宿泊費とは別の科目で処理します。

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取材の宿泊費を仕訳するときの注意点

! 見落としやすいポイント

  • 自分への「出張日当」は経費にできない
    会社員の出張のような日当を、個人事業主が自分に支払って経費にすることはできません。経費にできるのは、実際に支払った金額だけです。
  • ひとりの食事代やルームサービスは外しておく
    自分ひとりの夕食代や有料サービスは、生活費と見られやすい支出です。宿泊費と分けて、経費に入れないのが無難です。
  • 家族と同室なら家族の分は除く
    家族旅行を兼ねた場合は、自分の1人分だけを旅費交通費にします。
  • 領収書に取材先と日付をメモする
    「なぜ泊まる必要があったのか」を説明できるように、取材先・案件名・取材日を残しておきましょう。

取材そのものが中止になり、クライアントからキャンセル料を受け取った場合の仕訳はこちらです。

まとめ
取材の宿泊費の仕訳まとめ

取材のためだけの宿泊費は事業専用支出なので、家事按分をせず全額を「旅費交通費」で仕訳できます。

観光の延泊や家族の分は按分ではなく「区分」して外すこと、宿泊税が明記されていれば租税公課で分けることも、あわせてチェックしておきましょう。

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