フリーランスとして働くなかで、「気づいたら1日が終わっていた…」「時間がうまく使えない…」と悩んだことはありませんか?
わたしも駆け出しの頃は、家事や育児と仕事の両立にバタバタして、何にどれだけ時間を使っているのか分からなくなる日々でした。
しかし、働き方や時間の使い方を少しずつ見直すことで、ぐっとラクに回るように。
今回は、2年目Webライターのわたしが実際にやっている時間管理のコツを、初心者さんにもわかりやすく紹介します!
フリーランスの時間管理が難しい理由は?
フリーランスとして働くうえで、時間管理の難しさを感じる人は少なくありません。
なぜなら、働く時間や場所に制限がないぶん、自分で時間をコントロールしないと、ついダラダラしたり、逆に詰め込みすぎたりしてしまうからです。
もし何も予定を決めずに1日をスタートすると「今日は何をしよう…」と迷う時間が増え、気付けばあっという間にお昼に…なんてことも。
また、案件が増えてくると「すぐやるべきこと」と「後回しでも良いこと」の区別がつかなくなって、頭の中がごちゃごちゃに。
フリーランスは自由が多い働き方だからこそ、自分に合った時間管理の方法を見つけることが大切なんです!
まずは「見える化」!バーチカル手帳で時間を可視化
「なんだか時間管理がうまくいかないな…」と感じたら、まずは自分の時間の使い方を“見える化”するのがおすすめです。
フリーランスは自由に働ける反面、時間の流れがあいまいになりやすいのが欠点。
まずは1日の行動を振り返ってみましょう。
朝から夜までの時間が30分〜1時間単位で区切られていて、そこに予定と実際の行動を書き込むだけ。
「起きてから寝るまで、何をしていたか」をざっくり書くだけでも、意外な発見がありますよ。
後から見返すと、「意外とこの作業に時間を取られていたな」「ここは無駄が多かったかも」と、自分の時間のクセが見えてきます。
時間の流れが把握できると、無理のないスケジュールが立てやすくなりますよ。
タスクの優先順位付けと時間枠の先取り
限られた時間のなかで効率よく働くには、タスクに優先順位をつけることがとても大切です。
やるべきことがいくつもあると、どれから手をつけるか迷ってしまい、時間だけが過ぎてしまう…なんてことも。
次に、それぞれのタスクにかかる時間をあらかじめ見積もり、1日のスケジュールに落とし込みましょう。
クライアントワークで似たような案件が多い場合は、過去の作業時間をざっくりメモしておくと便利です。
あらかじめ時間枠を確保しておくことで、「予定を詰めすぎて余裕がなくなった」「時間が足りなくて納期に間に合わない」といったトラブルも防ぎやすくなります。
さらに、自分の作業ペースがわかるようになると、新しい案件を引き受ける際の判断にも役立ちますよ。
案件管理はスプレッドシートが最強!
複数の案件を並行して抱えるなら、スプレッドシートでの管理がとても便利です。
いつ・誰から・どんな仕事を受けたのか、すぐに把握できる仕組みがあると、時間管理はぐんとラクになりますよ。
例えば、クライアント名・案件内容・納期・進捗状況などを一覧にしておけば、やるべき作業がひと目でわかり、見落としやダブルブッキングの防止にもつながります。
色分けや関数などの機能を使えば、月ごとの売上や稼働時間も見やすく時短に。
請求書の発行や報酬の入金チェックなどにも使えるので、スプレッドシートでまとめて管理する方法は本当におすすめです!
生産性アップのカギは「朝の時間の使い方」
人の脳は、起きてから数時間がもっとも冴えていて、集中力も高まりやすいといわれています。
わたしは毎朝3時に起きて、家族がまだ寝ている静かな時間に執筆作業を進めています。
家族みんなが起きてくる6時までの2時間半が、自分にとって一番はかどるゴールデンタイム。
この時間に、優先度の高いタスクや頭を使う仕事を片づけておくと、日中は気持ちに余裕をもって過ごせます。
朝の時間を上手に活用すると1日の流れが整い、全体の生産性もぐっと上がりますよ。
スケジュールの詰め込みを防ぐ工夫ポイント
予定をぎゅうぎゅうに詰めすぎないことも、時間管理ではとても大切です。
わたしは1日のスケジュールを立てる時、作業ごとの所要時間に加えて「予備時間」を30分〜1時間程入れるようにしています。
子どもの体調不良や急な予定が入っても、この余裕があるだけで焦らず対応できるんですよね!
少し余裕を残しておくだけで、気持ちにもゆとりができて「明日も頑張ろう!」という気持ちになれますよ。
週単位・月単位の見直しで自分に合った働き方を
時間管理をうまく続けるには、定期的にスケジュールを見直すことが大切です。
1週間、1ヵ月と経つうちに、自分の働き方や生活のリズムが少しずつ変わっていくことってありますよね。
わたしの場合、毎週末に「今週うまく回ったこと」「時間が足りなかったところ」を軽くメモしながら翌週の予定を調整しています。
また、月末には必ずスケジュール帳を見返して、無理のあった部分や改善できそうな点をチェックする習慣をつけています。
はじめから完璧を目指すより、「ちょっとずつ調整する」気持ちで向き合う方が、時間管理は長く続けやすくなりますよ。
「その時の自分に合った時間管理法」を目指して、まずは今の時間の使い方から見直してみましょう。