PR

病気の豆知識シリーズ|低カリウム性ミオパチー

低カリウム性ミオパチー 健康コラム
「低カリウム性ミオパチー」という病名を、ニュースで見かけた方もいるかもしれません。
体の中のカリウムが不足し、手足に力が入りにくくなる病気です。
早めに気づいて対処することが、回復への近道になります。
OVERVIEW 概要

血液中のカリウムが不足し、全身の筋肉に力が入りにくくなる病気です。

  • 下痢や嘔吐、利尿薬の使用でカリウムが失われることが原因の一つです
  • 漢方薬に含まれる甘草の摂りすぎが関係している場合もあります
  • 甲状腺の病気(バセドウ病)がきっかけになることも
  • 急に症状が出るタイプと、数週間かけてゆっくり進むタイプに分かれます
SYMPTOMS 主な症状
  • 手足のだるさやしびれ、つっぱり感やこわばりが特徴です
  • 力が入らない感じや、こむら返りも起こりやすくなります
  • 2〜3週間ほどかけて、じわじわと悪化するケースが多いようです
  • 進行すると、首や肩、太ももなど体幹に近い筋肉の脱力が強まります
  • 重症になると、首を支えられなくなることもあるので注意が必要です
TREATMENT 主な治療法

不足したカリウムを補うことが、治療の基本です。

  • 点滴や内服薬で、カリウムを補充します
  • 原因となる病気(バセドウ病など)があれば、あわせて治療を行います
  • 原因となる薬や漢方薬を使っている場合は、使用の見直しを検討します
  • 経過を見ながら、通院で様子をみることも
  • 早めに治療を始めれば、比較的短期間で回復しやすいとされています
PREVENTION 予防・セルフケア
  • 甘草を含む漢方薬や市販薬は、飲みすぎに注意したいところです
  • 自己判断で長く使い続けるのは避けたほうが安心です
  • 下痢や嘔吐が長引くときは、早めに水分やミネラルを補給します
  • 甲状腺や腎臓に持病がある方は、定期的な検査がおすすめです
  • 手足の脱力が続く場合は、我慢せず医療機関に相談を
SUMMARY まとめ
低カリウム性ミオパチーは、体のカリウム不足で起こる筋肉の病気です。
原因も、脱力の起こり方も人によってさまざまです。
気になる症状があるときは、早めの受診を心がけましょう。
REFERENCES 参考文献
  • 済生会宇都宮病院医学雑誌「アルコール多飲による低カリウム血症性ミオパチーの1例」:J-STAGE
  • みやけ内科・循環器科「低カリウム性ミオパチー|関節痛・筋肉痛と内科の病気」:みやけ内科・循環器科
  • 北海道脳神経疾患研究所医誌:北海道脳神経疾患研究所
  • Gene Reviews Japan「低カリウム性周期性四肢麻痺」:GRJ
タイトルとURLをコピーしました