「ライターとして活動するには、まず何を準備すればいいの?」と悩んでいませんか?
フリーランスWebライターの仕事は、最初から高価な道具をそろえる必要はありません。
パソコンとネット環境があれば、十分にスタートできますよ。
この記事では、ライター歴2年目の私が感じた「まず必要なもの」と「あると便利なもの」を、収入段階にあわせてご紹介します。
いきなり高い買い物をして後悔しないためにも、これからライターデビューを考えている方や、ライターの仕事を始めたばかりの方はぜひ参考にしてみてくださいね。
まずはこれだけ!初心者ライターに最低限必要な道具
・ネット環境
ライターとして一歩を踏み出すなら、まずは最低限の環境を整えることが大切です。
といっても、いきなり高額なアイテムをそろえる必要はありません。
必要なのは、執筆がスムーズにできるパソコンと、安定したネット環境(Wi-Fi)の2つだけ。
パソコンは新品にこだわらなくてもOK。
中古でも、文書作成やネット検索ができるスペックがあれば十分です。
ネット環境については、通信が途切れると作業や納品に支障が出るため、できるだけ安定性を重視しましょう。
この2つさえあれば、クラウドソーシングでの案件受注や、記事作成のスタートラインに立てます。
収入が増えてきたら、仕事環境を少しずつ整えよう
少しずつ報酬が入るようになってきたら、作業環境を見直すタイミングです。
道具やツールに少額ずつ課金するだけで、“無駄な時間”を減らしてタイパを上げることができます。
まずは“ちょっと快適”を目指す道具から
・チェア
・外付けのマウス・キーボード
・パソコンスタンド
・外部モニター
・イヤホンもしくはヘッドホン
収入が少しずつ増えてきたら、体への負担を減らせる道具を取り入れてみましょう。
ライターの仕事では、執筆マニュアルや生成AI、リサーチ用の競合サイトなど、いくつもの画面を同時に開くことがよくあります。
外部モニターを1台プラスするだけで、画面の切り替えが減り、作業効率がぐんと上がりますよ。
便利な“月額ツール”でライティング力と作業効率を底上げ
・Canva(有料版)
・校正ソフト
・noteの有料記事
・ライティングに関する書籍
どれも、ライターとして駆け出しの頃には必須ではありません。
「もう少しラクに進めたいな」と感じたときに、必要なものから取り入れてみてくださいね。
継続案件が増えたら、本格的な設備投資を
・高機能チェア
・エルゴマウス(手首にやさしいマウス)
・パームレスト(キーボード前に置くクッション)
・モニターライト
・ブルーライトカットメガネ
継続案件が増えるということは、執筆に費やす時間も増えるということ。
長時間のデスクワークを快適にこなすには、体にやさしい環境づくりが欠かせません。
安定した収入が見込めるようになったら、作業環境をさらにアップグレードしてみましょう。
また、寒さが気になる場合はブランケットや足元ヒーター、夏場は卓上ファンなど、暑さ・寒さ対策グッズも地味ですが意外と重要です。
無理なく続けるためにも、「ちょっと不快かも」と感じたところから整えていきましょう。
仕事道具だけじゃない!業務効率を上げる便利なサービス
・ビジネス向けコミュニケーションツール(SlackやChatwork、Zoomなど)
・クラウドストレージ(Googleドライブなど)
・タスク管理アプリ(Notionなど)
・スケジュール管理ツール(Googleカレンダーなど)
執筆だけで手一杯…と感じたら、こうしたツールを取り入れてみましょう。
執筆以外の作業を簡略化することで、時間にも気持ちにも余裕が生まれますよ。
色んな方法を試して、自分に合う方法を見つけましょう。
焦らなくてOK!道具は“必要になってから”でも遅くない
ライターの仕事道具は、一気にそろえなくても大丈夫です。
必要になるタイミングは人それぞれで、「これがあったらもっとラクかも」と思ったときが、買い替えや導入のベストタイミング。
最初は無料ツールと手持ちのパソコンで十分ですが、肩こりや目の疲れが気になってきたら、チェアやモニターライトなどを検討してみてもいいかもしれません。
初めから高価な道具を買いそろえるのではなく、少しずつ快適な環境を整えていけばOKです。
まずは“書くことを楽しむ気持ち”を大切に、「今の自分にちょうどいい働き方」を見つけていきましょう。