「副業でWebライターを始めたいけど、パソコンを持っていない」「スマホだけでも稼げるのかな?」そんな風に悩んでいる方、実は結構多いんですよね。
私も最初はまさにその一人でした。パソコンは高いし、まずはスマホで試してみたいって思っていたんです。実際に1年以上スマホメインでWebライターの副業をやってみて、良い面も大変な面もたくさん経験しました。
結論から言うと、スマホだけでもWebライターの副業は始められます。ただし、向いている案件と向いていない案件があるのも事実なんですね。この記事では、私の実体験をもとに、スマホでWebライター副業をする際の現実的なお話をしていきたいと思います。
これから副業を始めようと考えている方の参考になれば嬉しいです。
Webライター副業はスマホだけでもできるのか
スマホで対応できる仕事の範囲
スマホでできるWebライターの仕事は、思っているよりも幅広いんですよ。私が実際にスマホで取り組んだ案件をご紹介しますね。
まず、体験談やレビュー記事は本当にスマホ向きです。例えば「子育てママの時短料理レシピ」や「実際に使ってみた美容アイテムの感想」といった案件は、スマホの方がむしろやりやすかったりします。思いついたときにさっと書けるのが良いところなんですね。
商品紹介やサービス紹介の記事も、1000文字程度であればスマホで十分対応できます。私は化粧品のレビュー記事を月に5〜10本程度書いていましたが、スマホだけで完結していました。
また、アンケート形式の記事や簡単なまとめ記事も得意分野です。「今年の夏に試したいヘアアレンジ5選」のような軽めのコンテンツは、電車の中でも気軽に書けちゃいます。
実際に私がスマホで作業したときの体験談
初めてスマホでWebライティングに挑戦したのは、子育て中のスキマ時間を活用したかったからでした。子どもが昼寝している間や、公園で遊んでいるのを見守りながらでも作業できるのは本当に助かりましたね。
最初に受けた案件は「子育てママの節約術」というテーマの800文字記事でした。報酬は500円と決して高くはありませんでしたが、自分の体験をそのまま書けばいいので、意外とスムーズに進んだんです。
フリック入力に慣れているおかげで、800文字程度なら30分もあれば書き上げることができました。ただし、誤字脱字のチェックはパソコンよりも見落としやすいので、何度も読み返すようにしていましたね。
一番印象に残っているのは、電車での通勤時間に1週間かけて2000文字の記事を完成させたときです。毎日少しずつ進めていく感じで、達成感もひとしおでした。
パソコンとの違いを感じたポイント
スマホとパソコンの一番大きな違いは、やはり画面の大きさと一度に見える情報量ですね。パソコンなら資料を見ながら記事を書けますが、スマホだと画面を切り替える必要があるので、ちょっと面倒に感じることもありました。
また、長時間の作業は正直つらいです。1時間以上続けて作業すると、首や肩が痛くなってしまうんですよね。パソコンなら2〜3時間集中して作業できますが、スマホだと30分〜1時間が限界でした。
文字の装飾や見出しの設定も、パソコンの方がやりやすいです。スマホだとタップする回数が多くなって、時間がかかってしまいがちなんです。
ただし、移動中や外出先での作業のしやすさは、スマホが圧倒的に優れています。思いついたアイデアをすぐにメモできたり、ちょっとした修正をさっとできたりするのは、スマホならではの魅力ですね。
スマホでWebライター副業を始めるために必要な準備
クラウドソーシングのアプリを使うと便利
スマホでWebライターを始めるなら、クラウドソーシングサービスのアプリは必須ですね。私が実際に使っていたのは、クラウドワークスとランサーズのアプリです。
これらのアプリがあれば、案件の検索から応募、メッセージのやり取り、納品まで全てスマホで完結できちゃいます。特に案件の通知機能は便利で、新しい案件が出たときにすぐに気づけるのが良いところなんです。
アプリ版だと、パソコン版よりもシンプルで分かりやすいインターフェースになっているので、初心者の方にも優しいと思います。私も最初はアプリから始めて、操作に慣れてからパソコン版も使うようになりました。
ただし、詳細な案件検索や複雑な提案文の作成は、パソコン版の方がやりやすい場面もあります。それでも、まずはアプリから始めてみるのがおすすめですね。
文章作成におすすめのスマホアプリ
文章作成には、標準のメモアプリでも十分ですが、もう少し機能が充実したアプリを使うと作業効率が上がります。
私がよく使っていたのは、Googleドキュメントアプリです。自動保存機能があるので、途中で電池が切れても安心ですし、パソコンからも同じファイルにアクセスできるのが便利なんですよね。
また、文字数カウント機能があるアプリも重宝します。案件によっては「800文字以上1000文字以内」といった指定があるので、リアルタイムで文字数が分かると助かるんです。
音声入力機能を活用するのも一つの手です。歩きながらや家事をしながらでも、思いついたことを音声で入力しておけば、後で文章に整える時間を短縮できます。
辞書アプリも入れておくと安心ですね。難しい漢字の読み方や、適切な敬語の使い方を確認するときに役立ちます。
効率を上げるためにそろえたい周辺アイテム
スマホでの作業を快適にするために、私がおすすめしたいアイテムをご紹介しますね。
まずはスマホスタンドです。1000円程度で買えるものでも十分なので、ぜひ用意してください。スマホを手で持ちながらの長時間作業は本当につらいんです。スタンドがあるだけで、首や肩への負担がぐっと軽くなります。
外付けキーボードも検討する価値があります。Bluetooth接続のコンパクトなものなら3000円程度で手に入ります。フリック入力が苦手な方や、長文を書く機会が多い方には特におすすめです。
スマホ用の拡大鏡やルーペもあると便利ですね。小さな文字を長時間見続けると目が疲れてしまうので、目の健康を守るためにも考えてみてください。
充電器は必須アイテムです。外出先で作業することが多いなら、モバイルバッテリーも用意しておきましょう。作業中に電池切れになってしまうと、せっかく書いた文章が消えてしまう可能性もありますからね。
スマホでできる案件と向いていない案件
ライティングや体験談記事などスマホ向きの仕事
スマホに向いている案件は、実体験をベースにした記事や、比較的短めの文章です。私の経験では、以下のような案件がスマホでやりやすかったですね。
体験談記事は本当にスマホ向きです。「実際に使ってみたダイエットサプリのレビュー」や「子育て中に助かった便利グッズの紹介」といった内容は、自分の体験をそのまま書けばいいので、スマホでもスムーズに進められます。
商品レビューも得意分野です。写真撮影もスマホでできますし、使用感をリアルタイムで記録できるのが魅力的なんです。化粧品や食品のレビューは、使いながら書けるので効率的でした。
アンケート回答や簡単なまとめ記事も、スマホで十分対応できます。「今年のトレンド色5選」や「忙しい朝の時短メイク術」のような軽めのコンテンツは、移動時間を活用して書くのにぴったりです。
インタビュー記事の文字起こしも、スマホでやりやすい作業の一つです。音声を聞きながら文字に起こす作業は、集中して取り組めば意外と早く終わります。
SEO記事や長文執筆はパソコンの方が有利
一方で、スマホではちょっと大変だなと感じた案件もたくさんありました。
SEO対策を意識した記事は、やはりパソコンの方が有利ですね。キーワードの配置を考えながら書いたり、見出し構成を整えたりする作業は、画面が大きい方がやりやすいんです。
3000文字を超える長文記事も、スマホだけでは正直つらいです。全体の構成を把握しながら書き進めるのが難しいので、途中で内容がちぐはぐになってしまうことがありました。
技術的な内容や専門的な記事も苦手分野です。複数の資料を参照しながら書く必要がある場合、画面の切り替えが頻繁になって効率が悪くなってしまいます。
表やグラフを含む記事も、スマホでは作成が困難です。データを整理して見やすくレイアウトする作業は、パソコンの方が圧倒的に楽ですね。
実際にスマホで応募・納品した案件の例
私が実際にスマホだけで完結させた案件をいくつかご紹介しますね。
最初に受けたのは「子育てママの時短レシピ」というテーマの記事でした。800文字で報酬は500円。自分の日常的な料理体験を書くだけだったので、1時間程度で完成させることができました。
「実際に試したプチプラコスメのレビュー」という案件も印象に残っています。1200文字で報酬は800円でした。普段使っている化粧品の感想を詳しく書くだけだったので、楽しみながら作業できました。
「在宅ワークを始めたきっかけと体験談」という記事は、1500文字で1000円の報酬でした。これも自分の経験をそのまま書けばいいので、スマホでも問題なく対応できました。
短期間で印象深かったのは「おすすめの家計簿アプリ5選」という案件です。1000文字程度で、実際に使ったことのあるアプリを紹介する内容でした。普段から使っているアプリの感想を書くだけだったので、30分程度で書き上げることができました。
スマホだけで副業をするメリットとデメリット
通勤時間やスキマ時間を有効活用できるメリット
スマホ副業の最大のメリットは、やはり時間と場所を選ばないことですね。私も実際に体験して、これは本当に大きな魅力だと感じました。
通勤電車の中で記事を書いたり、子どもの習い事の待ち時間に案件を探したり、ちょっとしたスキマ時間を有効活用できるのは素晴らしいことです。1日30分でも積み重ねれば、月に15時間の作業時間を確保できますからね。
また、思いついたアイデアをすぐにメモできるのも便利です。日常生活の中でふと「これ記事にできそう」と思ったとき、その場で下書きを始められるのはスマホならではの利点です。
外出先での取材や写真撮影も、スマホなら気軽にできます。レストランのレビュー記事を書くときに、料理の写真を撮って、その場で感想を書き留めておけるのは効率的でした。
初期費用がかからないのも大きなメリットです。多くの人が既にスマホを持っているので、追加の投資なしで副業を始められるのは魅力的ですよね。
作業スピードや効率面でのデメリット
一方で、デメリットも正直にお伝えしなければいけません。
まず、作業スピードはパソコンと比べると明らかに劣ります。同じ内容の記事を書くのに、スマホだと1.5倍から2倍の時間がかかってしまうことが多かったですね。
長時間の作業は身体的にきついです。首や肩、目の疲れは避けられません。私は1時間以上続けて作業すると、必ず休憩を取るようにしていました。
誤字脱字のチェックも、小さな画面だと見落としやすいんです。文章全体の流れを把握するのも難しく、推敲作業に時間がかかってしまいました。
複雑な案件や高単価な案件になると、どうしてもパソコンが必要になってきます。スマホだけだと受けられる案件の幅が限定されてしまうのは、収入面での制約にもつながります。
パソコン導入のタイミングを考える目安
私の経験から、パソコンの導入を検討するタイミングをお話しします。
月の収入が1万円を超えたあたりから、パソコンの購入を真剣に考え始めました。それまでは「お小遣い稼ぎ」程度の感覚でしたが、ある程度まとまった収入になってくると、効率化の必要性を感じるようになったんです。
また、クライアントから長文記事の依頼が増えてきたときも、パソコンの必要性を実感しました。2000文字を超える記事をスマホだけで書くのは、正直かなり大変でしたからね。
「もっと高単価な案件にチャレンジしたい」と思うようになったときも、転換点の一つでした。専門性の高い記事や、複雑な構成の記事は、やはりパソコンの方が取り組みやすいんです。
目安としては、スマホでの作業に慣れて、月に20〜30時間程度の作業時間を確保できるようになったら、パソコンの導入を検討してみてください。
スマホからWebライター副業を始めた私の体験談
最初に受けた案件と報酬のリアル
私がWebライターとして初めて受けた案件は、本当に緊張したのを覚えています。「子育てママの節約レシピ」というテーマで、800文字の記事でした。
報酬は500円と、時給換算すると決して高くはありませんでしたが、「自分の文章でお金がもらえるんだ」という感動は今でも忘れられません。家計の足しになるほどの金額ではありませんでしたが、やりがいを感じることができました。
最初の1ヶ月は、月収が2000円程度でした。1件あたり500円から800円の案件を、月に3〜4件受けている感じでしたね。作業時間は週末の空いた時間に2〜3時間程度でした。
慣れてくると作業スピードも上がって、2ヶ月目には月収5000円、3ヶ月目には8000円まで伸ばすことができました。同じような案件でも、経験を積むことで効率よく書けるようになったんです。
半年後には月収1万円を超えるようになり、「これは本格的に続けてみよう」と思うようになりました。スマホだけでも、コツコツ続けることで確実に成果は出せるんですよね。
スマホ作業からパソコン導入に切り替えた理由
パソコンを導入したのは、スマホで副業を始めてから8ヶ月後のことでした。きっかけは、クライアントから3000文字の記事を依頼されたことです。
その記事をスマホで書こうとしたのですが、全体の構成を把握しながら書き進めるのがとても困難でした。途中で何度も構成を見直したり、前の部分を読み返したりする必要があって、通常の倍以上の時間がかかってしまったんです。
また、その頃から「もっと単価の高い案件にチャレンジしたい」という気持ちが強くなっていました。調べてみると、高単価な案件の多くは長文記事や専門的な内容で、パソコンでの作業が前提となっているものが多かったんです。
実際にパソコンを導入してみると、作業効率が劇的に改善されました。同じ内容の記事を書くのに、スマホでは2時間かかっていたものが、パソコンでは1時間程度で完成するようになったんです。
収入面でも大きく変わりました。パソコン導入前は月収1万円程度でしたが、導入後3ヶ月で月収3万円まで伸ばすことができました。
スマホ副業をきっかけに広がった働き方
スマホでWebライターを始めたことで、働き方に対する考え方が大きく変わりました。
まず、「場所にとらわれない働き方」の可能性を実感できました。自宅でも、外出先でも、移動中でも仕事ができるという体験は、従来の働き方に対する固定観念を変えてくれたんです。
また、「小さな積み重ねが大きな成果につながる」ということも学びました。最初は月収2000円程度でしたが、継続することで確実にスキルアップし、収入も増えていきました。
現在は、パソコンとスマホを使い分けながら、ライフスタイルに合わせた働き方を実現しています。長文記事はパソコンで、短い記事や外出先での作業はスマホでといった感じですね。
副業としてスタートしたWebライターですが、今では本格的な収入源の一つになっています。スマホから始めたことで、敷居が低く感じられて、継続しやすかったのかもしれません。
スマホ副業を長く続けるための工夫
入力効率を上げるアプリやフリック入力の工夫
スマホでの作業を効率化するために、私が実践していた工夫をお伝えしますね。
まず、フリック入力のスピードアップは必須です。私は最初、1分間に30文字程度しか入力できませんでしたが、練習アプリを使って毎日5分ずつ練習することで、60文字程度まで向上させることができました。
単語登録機能も積極的に活用しています。よく使う敬語表現や、自分の専門分野の用語を登録しておくと、入力時間を大幅に短縮できるんです。例えば「おつ」で「お疲れさまです」と出るように設定しています。
音声入力も使い方次第では便利な機能です。完璧な文章を音声で入力するのは難しいですが、アイデアを音声でメモしておいて、後で文章に整えるという使い方は効果的でした。
予測変換機能も侮れません。よく使う表現が学習されることで、数文字打つだけで長い文章を呼び出せるようになります。この機能を活かすために、同じような表現を何度も使うことも大切ですね。
作業環境を整えて集中力を保つ
スマホでの作業は、環境づくりがとても重要です。私が気をつけているポイントをご紹介します。
まず、通知設定の見直しは必須です。作業中にSNSや他のアプリの通知が来ると、集中力が途切れてしまいます。作業時間中は不要な通知をオフにしておくことをおすすめします。
照明も大切な要素です。画面が小さい分、目への負担が大きくなりがちなので、適度な明るさの環境で作業するようにしています。暗すぎても明るすぎても疲れてしまうんですね。
姿勢にも気を配っています。スマホスタンドを使って、なるべく首を下に向けないような角度に調整しています。定期的にストレッチをしたり、目を休めたりすることも大切です。
作業時間の管理も工夫しています。25分作業して5分休憩するポモドーロ・テクニックを取り入れて、集中力を維持するようにしています。
パソコンとの併用で安定した収入を目指す
現在の私は、スマホとパソコンを使い分けることで、効率的に作業を進めています。
短時間でできる案件や、移動中の作業はスマホを活用しています。電車での通勤時間に800文字程度の記事を書いたり、外出先で簡単な修正作業をしたりといった使い方ですね。
一方、長文記事や複雑な構成の記事はパソコンで取り組んでいます。資料を参照しながらの執筆や、表やグラフを含む記事は、やはりパソコンの方が効率的です。
この使い分けによって、1日の作業時間を最大化できるようになりました。以前はパソコンの前に座れる時間だけが作業時間でしたが、今はちょっとしたスキマ時間も有効活用できています。
収入面でも安定してきました。スマホだけの頃は月収1万円程度でしたが、パソコンとの併用で月収5万円程度まで伸ばすことができました。案件の幅が広がったことで、収入の安定性も向上したと感じています。
はじめてのライターの仕事探しはクラウドワークスがおすすめ!
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わたしも最初の8か月はクラウドワークスで実績を重ねて、その後に直接契約にチャレンジしました。
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まとめ
スマホだけでWebライター副業を始めることは十分可能です。私の体験からも、初心者の方がWebライターの世界に足を踏み入れる入り口として、スマホは非常に有効な手段だと言えるでしょう。
特に体験談記事やレビュー記事、短めのコンテンツ作成は、スマホの得意分野です。通勤時間やちょっとしたスキマ時間を活用できるのも、大きなメリットですね。
ただし、作業効率や受けられる案件の幅を考えると、ある程度慣れてきたらパソコンの導入も検討することをおすすめします。私の場合は、月収1万円を超えたタイミングでパソコンを導入し、収入を大幅に伸ばすことができました。
重要なのは、完璧を求めすぎずに、まずは始めてみることです。スマホがあれば今日からでもWebライターとしての第一歩を踏み出せます。小さな案件から始めて、徐々にスキルアップしていけば、きっと理想の働き方に近づけるはずです。
副業としてWebライターを検討している方は、ぜひスマホから始めてみてください。私の体験が、皆さんの背中を押すきっかけになれば嬉しいです。