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病気の豆知識シリーズ|子宮頸がん

子宮頸がん 健康コラム

子宮頸がんは、若い世代にも増えている女性特有のがんです。

早期に見つかれば治療の選択肢が広がり、予後も良好とされています。

だからこそ、正しい知識を持ち、検診や予防を意識することが大切です。

概要

子宮頸がんは、子宮の入り口部分(子宮頸部)に発生するがんです。

  • 主な原因はヒトパピローマウイルス(HPV)感染
  • 20〜30代の女性でも発症が見られる
  • 初期は症状が出にくく、検診での発見が重要

ワクチンと定期的な検診により、多くを予防できるがんとして知られています。

主な症状

早期には自覚症状が少ないため、検診を受けることが最も大切です。

進行すると次のような症状が出ることがあります。

  • 不正出血(生理以外の出血)
  • 性交時の出血や痛み
  • おりものの増加やにおいの変化
  • 下腹部や腰の痛み

症状が出る段階では進行している可能性があるため、早期発見が大きな鍵となります。

主な治療法

がんの進行度や年齢、妊娠の希望によって治療法は変わります。

  • 初期:円錐切除術(えんすいせつじょじゅつ/子宮の一部を切除)
  • 進行例:子宮全摘出術や放射線治療、抗がん剤治療
  • HPVワクチンや定期検診で予防することが可能

早期発見であれば子宮を残す治療も選択できる場合があります。

予防・セルフケア

予防できるがんである点が子宮頸がんの特徴です。

  • 定期的に子宮頸がん検診を受ける
  • HPVワクチンの接種を検討する
  • 免疫力を下げない生活(バランスの取れた食事・禁煙・十分な睡眠)
  • 気になる症状があれば早めに婦人科を受診する

日常の小さな習慣が、大きなリスクを下げることにつながります。

まとめ

子宮頸がんは、予防と早期発見が可能ながんです。

若い世代にもリスクがあるため、検診やワクチンを取り入れることが将来の安心につながります。

気になる症状を感じたら、ためらわず婦人科で相談してみましょう。

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